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高校で必修のハズなのに、化学関連の雑学は少ない? というわけで、収集&記録していくことにします (・∀・)超不定期更新! 化学以外の分野もあるかも
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お化け屋敷で演出として使われる人魂(のようなもの)。
そんなのオカルトでしょう、実際にある訳がない!
…と思われがちですが、本当にあったんです。

その正体は、黄リン(P4)。
リンの同素体(構成元素は同じだが性質が異なる)の一つです。

黄リンは、湿った空気中ですぐに酸化されて発熱します。
発火点が50℃と低めなので、自ら発した熱で自然発火。
この時に発する光が、いわゆる燐光と言われるものです。
(黄リンは非常に有毒なので注意。 ニラみたいな臭いもします)

もともと、リンは人体にとって必要不可欠な元素。
体内のエネルギー源であるATP(アデノシン3リン酸)や、
遺伝情報を司るDNA、RNAなどにも含まれています。

戦前の日本では土葬が一般的だったので、遺体から放出された黄リンが
雨の日、雨水と反応して光る現象を人魂だと勘違いされたようです。


現在は火葬が普及しているため、人魂は見られない……ハズですが。

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