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高校で必修のハズなのに、化学関連の雑学は少ない? というわけで、収集&記録していくことにします (・∀・)超不定期更新! 化学以外の分野もあるかも
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2010/03/23 ---- 【書籍】元素生活
2009/09/06 ---- 【Fe】レンガの色
2009/04/28 ---- 【Pb】楽聖とワイン
2009/04/26 ---- 放射能標識
2008/01/14 ---- 命の選択を
「元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS」(寄藤文平)化学同人 1365円



あちこちで出版されている元素本のなかでも、
とりわけ異色な一冊。


「元素周期ー萌えて覚える化学の基本」という
大勢のイラストレータの作品が一堂に会したものも話題になりましたが、
こちらは寄藤文平氏ひとりの作品なので、各元素に統一感があります。

元素くんたちの特徴を、髪型、体型、服装の違いでなど表現してます。

族を髪型で
アルカリ金属→反応性が高い→浮かれた軟派ヘアー
14(炭素)族→用途が多く優秀→インテリヘアー(学帽っぽい)
ハロゲン→…………→ハゲ

主な用途を服装で
一般生活で→エプロン姿
研究用に→白衣
人工元素→ロボット

というような感じで、
真面目にやりつつも面白く、わかりやすく書かれてます。


元素ひとつずつの説明もさることながら、
「リビングと元素」「元素の食べ方」など一風変わった見方も面白い。


オススメです。

元素くん大集合の周期表付き。

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 レンガはなぜ赤いのか。

そもそもレンガは土を練って焼き固めたもの。
もとの土(粘土)に鉄が含まれています。

酸化してできた酸化鉄(赤さび Fe2O3)のせい。
ちょっとオレンジ色っぽい淡い赤色のレンガは、
鉄分の少ない土を使って作ったものです。

かつて、レンガを焼く途中で故意に窯のフタを閉めて
酸素の少ない状態で焼くことで、
黒っぽいレンガ(通称「こんにゃくレンガ」)
を作っていたこともあったそうです。

このときの酸化鉄は、赤さびではなく黒さび(Fe3O4)。
赤さびと比べて、鉄に対する酸素の割合が低くなっています。

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ワインは最も歴史の古い飲み物の一つとされているそうで、
はじまりは紀元前6000年頃メソポタミアまで遡ります。
その後、古代ローマで生産技術が大きく進歩、
中世ヨーロッパでは「キリストの血」として主に宗教行事で用いられ、
ルネサンスを経て一般に広く飲まれるようになりました。

ベートーヴェン(1770-1827)が活躍したのは、ちょうどその頃。
飲酒の習慣が広がってきた時代です。

当時のワインは製造方法が未熟なためか酸っぱかったらしく、
何とか美味しく飲むためにある工夫がなされました。

……無理して飲まなくてもいいと思いますけどね。



その工夫とは……「ワインの瓶に鉛の粒を入れる」


ワインを酸っぱくする原因である酢酸CH3COOHを、鉛と反応させます。
すると、酢酸鉛となり、酸っぱくなくなります。

その上、ラッキーなことに酢酸鉛は甘みを持っているので、
ワインが甘くなるのです。


しかし「そうか〜やってみよう!」とか考えちゃダメですよ。

鉛には毒性があります。
腹痛、嘔吐、感覚異常等をもたらします。


ワイン大好きな大作曲家ベートーヴェンの死因も鉛中毒では、と言われています。
毛髪から通常の100倍くらいの鉛が検出されたとか。


まぁ、死因に関しては諸説あるようです。
先天性の梅毒だったとかいう話も聞いた事ありますねぇ……。

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放射能標識。
どこかで見た事ある、と言う方も多いでしょう。
なんとも危険物のにおいがする三つ葉マークです。
(このサイトのカウンタも三つ葉デザインですが)


時々、イラストや何かでデザイン的に使われる事もあるし、
シールとして販売されてもいるらしく
クリアケース等に貼ってるのも見た事があります。


しかし、逆さになってることもしばしば。



そもそも、あのマーク。

真ん中の●が原子核を、
周りの三つ葉が放射された放射線を表しています。

そして向きは、
放射性元素の不安定さを表して、逆三角形になります。



不安定な元素だからこそ、放射線を出して安定した状態になりたいんです。



安定した三角形だと、危うさが表現しきれていませんね。




何という安定感。



いくら放射能標識シールでパンクっぽさ(?)アピールしようとしても
これでは危険度ガタ落ちです。



そんな人を見かけたら、一言

「意外と安定志向なんですね」

と言ってみたいなぁ、と。

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昨晩NHKスペシャルで「新型インフルエンザの恐怖」を放送していました。

トリインフルエンザウイルスがヒトに感染する。
そこからヒトへ(ウイルス第二世代)、さらに別のヒトへ(同第三世代)。

この「第三世代」まで感染が可能になってしまうと、
ウイルスが増殖してもヒト—ヒト感染能力が落ちないということなので、
感染者が爆発的に増加する危険が出てくるとのことです。
(この状態をパンデミックという。)

地球上のどこかで、この新型ウイルスが発生すると、
国際物流の盛んな昨今、一週間で全世界に拡散するそうです。
かといって、新型ウイルス発生につき航空機乗り入れ全面禁止、なんて
してしまったら、食料自給率の低いわが国は干上がってしまうでしょう。
困りましたな。


実際、新型ウイルスが日本に上陸してしまったらどうしよう!
現在のところ、日本国内での死者数64〜200万人と予測されてます。
感染する前にワクチン(=予防注射)を打っておきたいですよね。
しかし、ワクチンはその対象ウイルスがないと作れない。
しかも作るのに通常半年くらいかかるらしい。

すなわち……
新型ウイルスは発生して約一週間で世界中に拡散。
ワクチンが接種できるのは半年後。

無理です、常識的に考えて。


アメリカは半年以内に全国民にワクチン接種できるように
製薬会社への設備投資や、技術開発への助成をしているそうですが、
日本の準備はどうも進んでいないらしい。しっかりしてくれよ。

ワクチンができたとしても、全国民分がどかんと一気にできる訳では
ないので、ここでまた大問題が発生します。

「誰から先にワクチンを打つのか?」

アメリカでは(米国の話ばかりですが、番組内容がそうだったもので)
年齢層、職業などで一応の優先順位をつけたようです。
はじめ国家が発表した優先すべき年代は「65歳〜の病人」でしたが
反対する国民が(老人を含めて)多く、子供優先になったとのこと。

パンデミックが始まってからでは考える余裕などないでしょうから、
今のうちに皆で考えておくべきではないでしょうか。

ああ、でも、誰が決めるんだ?
誰だったら皆が納得する公正な判断ができるんだろうか。

年代別ならかなりの人の同意が得られると思うのですが、
職業別となると……意見の相違が出て来るのではないでしょうか。
パニックになってから意見交換なんて暢気なことできませんから、
やっぱり今のうちに基本ルールを決めておきましょうよ。
で、もしパンデミックが起きたら、もう文句言いっこなしで。

最優先が医療従事者、次に子供かなぁ、 ……次、どうする?
なるべく犠牲者を少なくしたいという倫理的な問題と、
この職業が機能しないと社会が立ち行かないぞという現実的な問題と。
(警察とかライフライン関連とか、止まってしまったら困る)
どのあたりでバランスを取るかが非常に難しい問題だと思います。
それこそ、このまま倫理の試験問題になるんじゃないかというくらい。

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