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ワインは最も歴史の古い飲み物の一つとされているそうで、
はじまりは紀元前6000年頃メソポタミアまで遡ります。
その後、古代ローマで生産技術が大きく進歩、
中世ヨーロッパでは「キリストの血」として主に宗教行事で用いられ、
ルネサンスを経て一般に広く飲まれるようになりました。

ベートーヴェン(1770-1827)が活躍したのは、ちょうどその頃。
飲酒の習慣が広がってきた時代です。

当時のワインは製造方法が未熟なためか酸っぱかったらしく、
何とか美味しく飲むためにある工夫がなされました。

……無理して飲まなくてもいいと思いますけどね。



その工夫とは……「ワインの瓶に鉛の粒を入れる」


ワインを酸っぱくする原因である酢酸CH3COOHを、鉛と反応させます。
すると、酢酸鉛となり、酸っぱくなくなります。

その上、ラッキーなことに酢酸鉛は甘みを持っているので、
ワインが甘くなるのです。


しかし「そうか〜やってみよう!」とか考えちゃダメですよ。

鉛には毒性があります。
腹痛、嘔吐、感覚異常等をもたらします。


ワイン大好きな大作曲家ベートーヴェンの死因も鉛中毒では、と言われています。
毛髪から通常の100倍くらいの鉛が検出されたとか。


まぁ、死因に関しては諸説あるようです。
先天性の梅毒だったとかいう話も聞いた事ありますねぇ……。

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無題
こんばんは。
コメントを書き込めないようですが…。
niwatadumi 2009/07/25 (Sat) 20:12:57 編集
無題
先のお試しコメント、失礼しました。回復しているようですね。
さて、仕事がら放射線防護用にナマリ板は身近にあります。「運命」を感じます。試してみたいです…。
肖像画で見るベートーベンの髪の毛が重そうなのは、量が多いというだけではなさそうですね。
niwatadumi URL 2009/07/25 (Sat) 20:19:34 編集
Re:無題
ご無沙汰してます。不具合があったようで失礼しました。
前のコメント消しておいた方が宜しいでしょうか?

ちょっとくらいなら……とか
危険なこと考えないで下さいね〜
あのふさふさの髪の理由は、どうなのでしょうか?
当時白いカツラの流行があった気がしますが、
あれはどうみても地毛ですよね……
2009/07/30 (Thu) 02:33:51
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