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(「カエル電池」の続き)
ガルヴァーニによるカエル電池の発見を聞いた、ボルタ(これまたイタリア人)は
二種類の金属をあわせることで電気を取り出せるのではないかと考えました。

——カエルの筋肉でなくてもいいのでは?

そう考えたボルタは、二種類の金属を重ねて口の中へ。
(しかし一体何故に口に入れてみようと思ったのだろう)
噛んでみると……

ビリッッ!

この「ビリッッ!」が電気なのではなかろうか?
(歯に金属の詰め物をしている人は、アルミ箔を噛むと体験できます)

しかし、電気を発生させるために一々金属をくわえるはちょっと……。
口の中の唾液が必要なら、それに代わる液体に金属を漬ければいいのでは。

そうして世界で初めて作られた実用的な電池が、有名なボルタ電池です。
(カエルのガルヴァーニに由来して、ガルバニ電池とも言うらしい)
銅と亜鉛を、唾液の代わりに硫酸に浸したものです。
ここからダニエル電池、乾電池から燃料電池へと改良合戦が始まるわけです。

ちなみに、ボルタ電池が考案されたのが1800年。
それまで電気を安定して取り出すことができなかったので、
ボルタ電池の出現は、ご想像の通り、生活に大きな変化をもたらします。

また、電池を使っての空前の新元素発見ブームもやってくるのです。

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