忍者ブログ
ADMIN / ENTRY
2024
05
<<  >>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
高校で必修のハズなのに、化学関連の雑学は少ない? というわけで、収集&記録していくことにします (・∀・)超不定期更新! 化学以外の分野もあるかも
[27]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17
New Entry
2012/08/29 ---- 「元素のふしぎ」展 
2010/03/23 ---- 【書籍】元素生活
2009/09/06 ---- 【Fe】レンガの色
2009/04/28 ---- 【Pb】楽聖とワイン
2009/04/26 ---- 放射能標識
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

更新をほったらかして一ヶ月経ってしまいました。
春休みなのに……。

という訳で、先日上野の国立科学博物館に行って参りました。
ダ・ヴィンチの受胎告知にしようかどうしようか迷ったのですが、
結局、科博の「花 FLOWER 〜太古の花から青いバラまで〜」に決定。

平日だし空いているだろうと思ったら、上野公園付近は大混雑。
自分が休みの日は生徒&学生さんが休みだということを忘れていました。

興味深かったのは、花の色を決定する色素について。
白い花には殆ど色素がなく、細かい気泡のせいで白く見えるのだそうです。
(石けんを泡立てると白く見えるのと同じ、とのこと)

その他世界各地の珍しい花の模型や、昔の植物の化石などありました。

今回最も期待していたのが、「遺伝子組み換えによる青いバラ」の展示。
昔話ですが……
私が中学生くらいの時にジュラシックパークが映画化されました。
それに影響をうけて分子生物学やら遺伝子工学やらの入門書を読みまくり、
なんだかんだで現在、化学の教員になっております。
その頃「遺伝子組み替えて青いバラができそう!」と言われていまして
中学生ながら、開発チームに憧れていたりしたのです。
十年以上を経てようやく、遂に完成というニュースが!
(何故か研究していたのは飲料メーカーのサントリー)
そんなことがあったもので、青いバラは非常に楽しみでした。

遺伝子組み換え植物なので、アクリルのケースに入っていた上に
撮影禁止の札があって(他でも撮ってないですが)、見るだけでした。

多分、その色だけを他人に見せて何色に見える?と聞いたら
十人が十人「紫」と言うだろうなぁ、という色でしたが、
青色色素を導入するのに初めて成功した品種なのだそうです。
これからもっと青色を追求していくのだろうなぁとは思いますが、
研究者の方が長年夢見てきたものを具現化したという事が喜ばしいです。

植物分類で有名なリンネの展示もありましたので、
興味のある方は是非行ってみてください。

下の写真は、同じくサントリーが開発した青紫のカーネーション。
一本400円で販売していたので、お土産に買ってみました。
purple.c

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
SEARCH
COMMENTs
[07/25 niwatadumi]
[07/25 niwatadumi]
[09/17 コースケ]
[07/31 yoshi]
[01/17 niwatadumi]
TRACKBACK
COUNTER
アクセス解析
Twitter
Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 化学雑学帳 Chem+ All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]