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高校で必修のハズなのに、化学関連の雑学は少ない? というわけで、収集&記録していくことにします (・∀・)超不定期更新! 化学以外の分野もあるかも
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高校化学I では範囲外になってしまいましたが、
以前の指導要領では、気体の体積と圧力の関係を法則化した
「ボイルの法則」「シャルルの法則」がありました。

今回は「シャルルの法則」を発見したフランスの物理学者
ジャック・シャルルについて。
(シャルルの法則とは、圧力が一定のとき、理想気体の体積は
絶対温度に比例する、という法則)

この法則を実証する為に、彼は水素を用いたガス気球を作ります。
最初の気球は熱して膨張した空気を使っていましたが、それよりも
軽い水素を用いてより効率的な気球を作ろうとしたわけです。

水素気球の公開実験は、好奇心旺盛なパリ市民に大ウケ。
彼は世界で初めて水素気球に乗った人、として多くの人の記憶に残りました。
この実験が成功したのが1783年。

そして数年後にフランス革命勃発。

ベルサイユ宮殿への暴徒乱入の際、運悪くシャルルは宮殿に宿泊中。
国王側の人間と見なされ、殺される……! と思いきや、

「あれ〜、気球の実験やってたシャルル先生じゃありませんか?」

宮殿に突入してきた市民の中で、公開実験を見に行った人がいました。
しかもシャルルの顔まで覚えてます。

その人の説得が実り、シャルル先生命拾い。



※水素はよく燃えて危険なので、現在では気球に使われていません。

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